オオサカジン

その他 その他   | 大阪市

新規登録ログインヘルプ


2006年03月20日

「長いお別れ」part1

             「長いお別れ」The Long Goodbye

 レイモンド・チャンドラーの小説「長いお別れ」で‘酔っ払いにかかわるのは間違いのもとだ’と探偵マーロウは言っている。英国のカクテル、ギムレットを世界的に有名にしたハードボイルドの傑作。男の友情、女の哀愁、非情な人生、そして酒。数々の名セリフをのこした作品について・・・・・。

この作品はハードボイルド、推理物、探偵物のジャンルのなかでは僕の1番好きな小説です。
このブログの中で、少しずつ語ってみましょう。

まずは、マーロウをご紹介。
トレンチコートを着て帽子をかぶり、辛口のタバコをふかしている姿はハードボイルド探偵のイメージとして定着いますがこれはフィリップ・マーロウからです。マーロウはロサンゼルスの私立探偵で、風貌は身長183センチ体重86キロで、濃い褐色の髪に茶色の目をした、二枚目の中年男性です。地方検察局の検事調査員として働いていましたが、「口答えが多い」という理由で解雇されたのをきっかけに独立して、ハリウッド・ブルーヴァードの7階に事務所を開設して探偵業をスタートします。


このマーロウの風貌のついて、
最近、トレンチコートがはやっていますが、いまのトレンチは肩口を絞った、たけの短いショートトレンチでファッション性重視。つまり日本人の女のコが着てもシルエットがきれいでよく似合うように作っていますが、この時代のロングトレンチは背が高くて、体格がよくないと様になりません。もともと、イギリスの軍事服として開発されてたもので、寒さへの機能性は抜群ですが、似合う人が着ないとコートを着ているのか、コートに着られているのかわからなくなる代物です。僕自身も何年か前にバーバリーのロングトレンチを着ていたことがありますが(注※恐ろしく高いので無理して買わないように)、当時かなりやせていたので、これが似合わないこと散々でした。


ということで、マーロウは背がたかくて、体格もがっちりした、着やせするような風貌の、いい男みたいです。映画ではカサブランカで有名なハンフリー・ボガードがイメージがあっているかな。どっちにしろ
オンナにもてる、卑しき街をゆく誇り高い騎士にはかわり無いでしょう。なかなかなれない男の理想です。




いまから飲みにいかないといけないので今日はこのへんで・・・・・・・・・。

Posted by Mr.x at 20:58│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。